春の花をモチーフとしたあんこ和菓子の雑学【形状や意味、歴史など】

春の花をモチーフとしたあんこ和菓子の雑学【形状や意味、歴史など】 あんこ雑学

こんにちは。

えでんです。

 

和菓子には植物、特に花の形をモチーフにしたものが多く、その姿かたちから季節感を感じられます。

特に上生菓子のモチーフとして季節の花は多く使用され、その繊細な造形美や色彩美には驚く方も多いことでしょう。

そんな季節を感じる和菓子は、大切な方への贈り物に最適です。

 

そこで、

今回は、春の花をモチーフとした和菓子の雑学についてお話します。

 

この記事を読むことで以下のことがわかります。

春の花をモチーフとした和菓子の雑学
椿をモチーフとした和菓子の雑学
梅をモチーフとした和菓子の雑学
菜の花をモチーフとした和菓子の雑学
桜をモチーフとした和菓子の雑学
桃の花をモチーフとした和菓子の雑学
藤をモチーフにした和菓子の雑学
蕨(わらび)をモチーフにした和菓子の雑学

それでは、順を追ってお話しますね。

 

春の花をモチーフとした和菓子の雑学

春の花をモチーフとした和菓子の雑学

季節の花をモチーフにした和菓子は、たくさんあります。

その中でも、特に春の花をモチーフにした和菓子は非常に人気があるんですよ。

あん先生
あん先生

春は一年の始まりでもあり、出会いと別れなどたくさんの行事やイベントがあって、植物たちも色鮮やかに花を咲かせるので和菓子のモチーフとして最適なの。

えでん
えでん

へぇ~。なんとなく季節感を感じられて、可愛いなくらいだったんだけど、花のモチーフに何か意味とかあるのかな??

あん先生
あん先生

良い着眼点ね。和菓子には日本の歴史が深く関係しているから、わかりやすく解説してくわね。

えでん
えでん

あん先生に褒められた~(嬉)。

よろしくお願いいします。

 

椿のモチーフ

 

椿は春の季語ですが、和菓子店に椿をモチーフにした和菓子が並ぶのは12~2月頃です。

花芯(かしん)と厚みのある葉が個性的で、花芯の部分には黄色く着色した新引粉がつけられていたり、黄身あんで表現されたりします。

 

植物、特に花に詳しい方はご存じの方もいますが、

椿は美しい花ですが花終わりが桜のように優雅に散ることはなく、花丸ごとボトッと落ちてしまいます。

その様子が、武家社会において縁起が悪い花だとされてきた時期があるんです。

 

現在でも、その考えは根付いており、特に武士の家系の方は気にします。

そのため、お見舞いなどに椿をモチーフにした和菓子を嫌われる傾向にあるので、気を付けましょう。

あん先生
あん先生

今では椿はさらに美しくなって、昔ほど気にする方も少なくなっていますが、念のため気を付けたほうがよいですよ。

 

梅のモチーフ

 

梅は桜と同等に日本でも愛されている花木の1です。

奈良時代では、上級階級の方に愛され全国に広まった花になります。

特に菅原道真公(すがわらのみちざねこう)が愛した花と知られており、

「東風吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」

という和歌は有名です。

えでん
えでん

えでんは福岡の人なので、菅原道真公にはなじみがあるよ。太宰府天満宮で梅をモチーフにした梅ヶ枝餅(うめがえもち)が焼きたてで販売されているよね。

あん先生
あん先生

そのとおりよ。もぐもぐ。。

福岡に遊びに来た時には、ぜひ食べてほしいあんこ和菓子ね。もぐもぐ。。

えでん
えでん

なんで一人だけ食べてるんですかーっ!

梅の凛とした気品ある美しさは、和菓子に最適なモチーフとされていて、「寒紅梅」「白梅」など優雅な菓子銘がつけられることが多いんですよ。

また、江戸時代の有名な画家である尾形光琳(おがたこうりん)が好んだモチーフでもあるので、その絵を写し取った「光琳梅」という菓子銘も多く見かけます。

 


 

あん先生
あん先生

梅ヶ枝餅は、福岡ではお祭りごとでも出店に並ぶメジャーなソウルアンコフードよ。ぜひ一度食べてみてほしいわ。

菜の花のモチーフ

 

菜の花は観賞用としてだけでなく食用や菜種油を採取するため、古くから栽培されています。

そのため、日本人には特になじみの深い花の1つです。

 

「菜の花」は、春の季語であり、与謝野蕪村(よさのぶそん)の以下の有名な句にも登場します。

「菜の花や月は東にには西に」

 

あん先生
あん先生

「菜の花きんとん」として、茎を表す緑と、花を表す黄色のそぼろで表現されることが多いわ。


 

 

桜のモチーフ

 

 

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桜は日本人に最も愛される花であるため、どの和菓子屋さんでも、どのように表現するのか、どのような菓子銘を付けるのか、職人の腕の見せ所となっています。

その表現方法は、桜の花を模すのか、花びら一枚を模すのか、色や食感から桜をイメージさせるのか、

桜というだけで、和菓子店それぞれの工夫が楽しめるんですよ。

菓子銘も桜の名所や和歌や句から名付けられるものなど、多くの種類があります。

あん先生
あん先生

桜の季節の贈り物には、桜の和菓子を送りたいですね。


 

桃の花のモチーフ

 

 

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桃の花は、日本では非常に歴史が古く、古事記などにも名前が登場するほど。

桃は、中国では不老長寿の実として珍重されたことから、厄除けの力があるとされています。

日本では毎年3月3日の桃の節句にちなんで、桃の花をモチーフとした和菓子が3月前の和菓子店に並んでいます。

あん先生
あん先生

最近では、花だけでなく果実の桃をモチーフにした和菓子もあるんですよ。かわいい娘さんやお孫さんに、桃の花をモチーフにした和菓子を送りたくなりますね。


 

藤のモチーフ

 

 

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パステルカラーの華やかな花が多い春の花の中では、色合いや姿かたちも大人びたシックな藤の花は個性的で、上生菓子の人気のモチーフなんです。

鹿の子で表現(鹿の子のまだら模様を豆や栗で表現)したり、きんとんで美しく仕上げたりと藤の菓子には多彩な姿があります。

えでん
えでん

少し前までは、藤の花のイメージが湧かない方も多かったけど、鬼滅の刃では重要な花として登場してることから、認知度が上がっているよね。


 

蕨(わらび)のモチーフ

 

日本全土に自生している蕨は、日本人にはなじみの深い山菜の1です。

くるりと巻いた独特の形が可愛いらしく、花ではありませんが広く愛されているため、お饅頭などに蕨の焼き印が押されて春に和菓子屋に並べられることがあります。

あん先生
あん先生

わらび餅などの「わらび」も蕨の根から作られた蕨粉を使用して作られているんですよ。


 

最後に

最後に

いかがでしょうか。

春の季節を彩る花をモチーフにした和菓子がたくさんありましたね。

可愛いだけでなく、その背景も知ると和菓子にもっと興味がわきませんか?

 

和菓子、特に上生菓子は贈り物としても非常に人気があります。

贈る側も受け取る側も、和菓子のモチーフの背景を知っていると、より季節感や情緒を感じることができうれしいですね。

 

それでは、春の花をモチーフにした和菓子を食べて素敵なあんこ和菓子ライフを過ごしましょう。



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